PHOTO EXHIBITION at THE SESSIONS
Margin with no Borders
Danny MORIOKA
with R.O.S santosh
初めてここを訪れた時、私はタイムスリップしたか異国に迷い込んだかのような錯覚に陥った。
鬱蒼と樹木が生茂る中庭から古い木造の建物に洗濯物が干してあるのが見えた。暮らしがここにあるのを見て何だか安心した。
京都大学吉田寮にはいろんな人が毎日毎晩訪れる。外に開かれた住居空間かつ交流空間において、一人ひとり独立した個人同士が緩くつながり、多様な価値観が共生する確かな気配と絶妙な距離感と配慮が暗黙のうちに保たれている。
一見すると、便利さや快適さを拒否して存在しているように見えるが、それは対話によって創造された、しなやかで成熟したコミュニティの縮図なのかもしれない。
ここに通い身を委ねるようになると、いつしか自分に付着していた偏見や先入観といった殻が一枚ずつ剥がれていく気がした。
自分と他者との関係性や内部と外部を隔てているものが曖昧なこと、その余白と境界がはっきりしない間合いは、私が今まで感じたことのない心地よさだった。
<日程>
2020年7月18日(土)~7月26日(日)
<開催場所>
The Sessions 2F “GALLERY”
愛知県名古屋市中区大須3-36-48 The Sessions 2F
TEL:052-898-1291
営業時間:11:00~20:00
*入場無料
<PHOTOGRAPHY & TEXT>
Danny Morioka / ダニー・モリオカ
高校教員・公民科。
写真でHAPPYになることを信条に、人と人との関係性や共同体と居場所への関心から撮影と制作を続けている。
今作品は100年以上の歴史を持つ唯一無二の学生自治寮である京都大学吉田寮を3年間に渡り撮影したものである。
寮生と寮を訪れる人たちとの会話を通じて自治寮への理解と敬意をもち、寮独特に時間と空間とその営みの美しさを写真と寮生たちの言葉で表現した。
■ instagram / @danny.moritart
■ facebook / @takehiro.morioka
*この作品は吉田寮の公式な企画・記録・依頼にもとづくものではありませんが、撮影者は撮影・展示について寮自治会総会の承認を得ています。
R.O.S santosh
サウナ室内の語らいから個性あふれる5人の活動は始まった。
アート、zine、写真、ラップ、DJ、釣り、料理、そしてサウナにSantosh(ネパール語:満足)を求め我々は日々活動を続ける。テントサウナを中心とした自主イベントを開催。今回2作目となるzineを刊行。
■ instagram / r.o.s.santosh
SPECIAL PARTY
<日時>
2020年7月25日(土)
12:00-17:00
<DJ>
Kevin a.k.a. Taro
McGuffin
ヒガシヤスタカ
Tsuji
<Acoustic Live>
ゆいにしお
R.O.S santoth
<料金>
入場無料
<開催場所>
The Sessions 2F “GALLERY”
愛知県名古屋市中区大須3-36-48 The Sessions 2F
The Sessions
〒460-0011
名古屋市中区大須3-36-48
TEL:052-898-1291
ヒト、モノ、コトとのセッションで生まれる<価値観>を提案する。
服、眼鏡、珈琲、植物、音楽、アートなど、様々な角度からのセッションによって生み出されるクリエイションを提案していく。
それはバンドやダンスのようなセッションから生み出されるエネルギーのように。
■Facebook page:https://www.facebook.com/the.sessions.nagoya/?ref=bookmarks
■INSTAGLAM:https://www.instagram.com/the_sessions_nagoya/